増え続けるアフターピルのジェネリック医薬品

アフターピルというのは、女性にとってはなくてはならない医薬品のひとつであり、性行為をしたときになんらかの手段による避妊に失敗した場合であっても、このアフターピルを服用すれば、事後的な避妊を可能にしてくれるというものです。
しかし、アフターピルはこのように強力な効果をもつ上に、吐き気、嘔吐、頭痛、下腹部痛などといった、若干の副作用をともなうことがあることから、国内では一般的な薬局やドラッグストアで取り扱ってはおらず、かならず産婦人科のような専門医に通院をして、その問診を受けた上で、医師から処方をしてもらうことになります。
この場合、健康保険が適用される医療ではなく、いわゆる自由診療の扱いとなってしまいますので、アフターピルの代金はすべて処方してもらった人が負担をすることになり、何度も使用するものではないとはいえ、それなりに金銭的には大きなものになります。
このようなことから、海外では先行するアフターピルと有効成分をまったく同じにして、別の製薬会社が後から製造した、ジェネリック医薬品とよばれるものが流行しており、現在もその数は増え続けています。
ジェネリック医薬品の特徴として、先行する製品があるために、新しく研究開発などに予算を投じる必要がなく、それだけ頒布価格が安くなっているということが挙げられます。
また、錠剤に含まれる添加物など、こまかな点には違いがあるとしても、基本的な有効成分の種類やその配合量は、先行する製品とまったく同じですので、服用をしたときにも同様の効果が期待できるということがあります。
すなわち、価格面でも効果面でも、患者にとってもメリットがきわめて大きく、製薬会社にとっても一定のシェアが見込めることから、ジェネリック医薬品は増え続ける状況にあるのです。

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